質問は自己満足ではない!

kazatty2007-04-29

今日は防災リーダーの総会でした。昼から参加してきました。はがきで出欠確認の連絡をしなければならなかったんだけど、締切日を少し遅れて送ったので郵送しました。でも何も言われなかったので一安心。これからは気をつけます。
総会はやはり議事があって、事業報告や決算報告、そしてこれからの事業報告など様々な議事が行われた。すげぇしっかりした総会は初めてだったので、何かフレッシュな気持ちになれた。「議長」とか「異議なし」などの声が参加者から聞こえたときには、まるで政治みたいだなんて思えてしまった。
ただ、どうでもいい質問する奴もいたし、発言者の質問の仕方が悪いのに、それを相手の責任にする奴もおって、聞いていてムカってくるような場面もあった。みなさん意見はをって参加されていることは非常に素晴らしいことだと思います。でも私は思います。もっと質問の内容を考えてほしいですね。私は後輩にこのようなことを述べてます。「反省会とは良いこと・悪いことをあげて終わってはいけない。今年の経験から感じたこと・学んだことを基にして、改善策を出して初めて反省会は終了だぞ」ってね。まさに私の言いたいことが、今回の総会では言える。みなさん議事の内容に関してしっかり意見を持っていて、この会へのやる気・意志の強さはわかった。ただ、意見が抽象的すぎる。良いところ悪いところは言って、こうしてほしいという要望はある。しかし、なぜその要望があるのか、もしくはその要望によってどのような影響を会に及ぼすのか(良い面・悪い面)ってところまで話せてない。話してくれた人もいたんだよ。でも言ってない人の方が多数だった。中には答弁者に向かってキレていた人もいた。俺からすれば発言者にキレたかったよ。もっと具体的に話せよってね。明らかに自己満足で終わっているとしか思えない。抽象的で話し方もヘタクソだから、答弁もそのような感じにしかならない。自業自得という言葉がピッタリだった。

何かの本に書いてあったなぁ。人間は誰もが自己中心的だってね。確か三笠書房から出ている『「話す力」が面白いほどつく本』だったような気がする。話すことは話し手主体ではなくて、聞き手主体なのである。だから話し手の言った内容と聞き手が聞いた内容が相互している場合、話し手が悪い。そりゃそうだ。聞き手が寝たり話したりしていて聞いていなかったら話は別だが、聞き手が普通に話し手の話を聞いていて、両者の解釈が違ったら、それは話し手の伝え方が悪いのは当然だ。なぜなら、聞き手は聞いた内容を基にして、自分なりにわかりやすく解釈しているからである。それを助長するのが話し手の話し方。それがヘタクソな奴は、聞き手と意見が違っていてもおかしくない。それなのに、今日は聞き手が「俺のこと言っていることと回答が違う」って怒っていた。明らかに話し手のミスなのに、話し手がきれている。全く言語道断な話だ。自己中心的な人間の話し方の事例を参考にできて、自分なりには勉強になったと思う。この本のいいたいことが、証明された気分になった。