初めて水害ボランティアをやってみて…

今日は昨日の続きの作業から始めました。昨日の作業帰り際に、被災された方(お1人)の連絡先を聞いてきたので、そこのお宅に訪問してきました。午前中はそこのお宅と、その地域を中心にやってきました。水にすったものが多く、毛布とか畳が水をすうと、恐ろしいほど重さがありました。1人で運んだら、下手すると腰を悪くしかねないくらいの重さでした。
午前の作業が終わると、昨日と一緒で一度区役所に戻り、昼休憩。今日はちゃんと弁当を持ってきました(笑)
そして昼からももう一度同じ場所に行ったものの、すでに人手は足りているということで、昨日のローラー作戦を今日も実施。チラシを持って地域を回って、ニーズが出てきたら作業をしてきました。
あちこちニーズを見つけて作業をしているときに、他の班からも人手不足という要請があったので行ってみると、今まで全く活動していない地区での活動になっていました。あちこちで被害が出ているなぁって感じさせられました。そこのお宅で作業していたら終了時間をオーバーしていました。まぁでも途中で帰るってわけにはいかず、生活できるまでのことをやってから帰りました。
今回ボランティアをして感じたけど、どちらかと言えば古い建物に被害が集中していました。「格差社会」「二極化」って言われていますけど、災害では顕著に現れているなぁって感じました。もちろんお金持ちそうな人のところも被害にはあっていました。でも古い民家の方が絶対数では多かったです。
また、地域の人のつながりはすごいですね。どこに誰がいて、この人のお宅は被害が大きいんじゃないかってわかってみえる。活動していたときも、そのお宅のおばあちゃんから「○○の××さんは△△だから被害が出ているんじゃないかなぁ」って教えてくれる人もいたし、町内会長さんも同じようなことを言っていました。やっぱ、地域の力ってすごいなぁと思うし、知ることは大切だと感じました。
ただ、地域を知るって言っても、どちらかと言えば古いお宅よりも新しいお宅のほうから知ろうとしてしまわないかなぁってふと頭の中をよぎった。古いお宅が昔からいらっしゃる人なら地域の付き合いはあると思われるが、生活保護などの場合はなかなか付き合おうとしないのではないだろうか。民生委員や町内会長くらいなのかなぁ。偏見かも知れないけど、そんなことをふと感じました。
ボランティア終了後は報告書を書いて、今日はさっさと帰りました。弟も来ていたし、弟は明日から学校で宿題などのこともあるだろうと思う、すぐに帰りました。