初めての経験〜監獄居酒屋〜

コスプレ喫茶の後は、監獄居酒屋。しかし時間がまだあった。他の人はパチンコに行ったり、女の子はお買い物に行ったりしていた。パチンコやる金はないし、女の子のお買い物についていくわけには行かなかったので、もう一つ、コスプレ喫茶のあるお店を見る人たちがいたので、その人たちについていくことにした。
自分を含め4人で行った訳ですが、みなさんエロいですね。萌え〜系のマンガやビデオ、さらにはゲームのことはよく知ってますね。いろんな知識を知っていた。しかもわがサークルの「代表」という人は、基本的にエロいですね。知識のレベルが違います。俺はぜんぜん知らないみたい(T_T)これは勉強すべきかなぁ?知識を追いつかせた方がよいのか?
まぁそんなやらしいお店を探索後、まともなお店をチョコチョコ行った後、今度は監獄居酒屋に行った。まずは待ち合わせ場所に行った。メイド喫茶より人数は多かった。
監獄居酒屋までは駅から少し歩いた。10分くらいかな…、それくらい歩いたらあった。雰囲気はダーク。本当に怖そうだった。某先輩曰く、「監獄居酒屋は手錠されるよ」って言われていたので、手錠される気満々だった。
お店の扉を開け、中に入ると、、、暗い。結構怖そう。どこで手錠されるだろうってドキドキだった。しかしそこにあったのは通路だけ。壁にはドクロや怖そうな仮面、そしてブラックライトだけだった。その通路の終着点は、もうお店の店内だった。手錠されずに部屋の中へ案内された。少し期待外れだった。
その部屋は監獄居酒屋と言われるだけあって、監獄だった。四方八方、鉄のパイプに囲まれていて、まさに刑務所の牢屋、つまり監獄だった。
このお店のメニューは残酷だった。○○の刑とかあって、まさに刑務所。本当に怖いわぁ。
フリードリンクを注文した。フリードリンクのメニューの少ないこと少ないこと。17種類しかなくて、少し物足りなかった。雰囲気はバツグンだったけど、飲み物の数は…。カルーアもカルピスもなかった。残念だった。
その分食べ物はおいしかった。バンバンジーやサラダ、唐揚げにフライドポテト、さらには肉団子にバリそば、仕舞いにはゆずシャーベットと、なかなかよかった。バリそば除きまぁまぁおいしかった。バリそばに関してはうるさいので、このお店はいまいちだった。麺に味がついていて、それが少し濃かった。
なかなか面白いところで、みんなは盛り上がっていたが、自分の体調は最悪。最近、グッスリ寝た日がなくて、今日も実はグッスリ寝ていたところを起こされて、すごく眠かった。その状態で居酒屋行って酒飲んだら、意識朦朧でフラフラになってしまった。話ができるような状態ではなかった。みんな楽しそうだったけど、体が…。
そんな体を、この店のショーが治してくれた。急に怖そうな音楽が流れ、そして電気の明かりが暗くなっていく。そして最終的には真っ暗に。一部の女の子やOBが怖そうで隠れたりしていたが、自分は何のことやら。意識はだいぶ戻ってきたけど、いまいち理解ができない状態だった。そこへドクロの顔だけが光っている、怪しくて怖そうな人が近づいてきた。そして大きな音が響いた。大きな音で目が覚めた。何か面白いことがあることがわかった。そのドクロが近づいてくると「きゃーきゃー」の嵐。しかし俺には全然怖くない。お化け屋敷が苦手な俺でも、これは何とかなった。というかお化け屋敷と違い、先が読めそうだから、全然面白かった。何か近づいてきたときには、ふっと「殴りたい」って感情が彷彿してきた。自分自身「やばい」と感じていたけど、抑えることはできなかった。俺に迫ってきたら殴ったろうと決めた。しかし俺のところにはやってきてくれなかった。某先輩はドクロが近づいてきたときに対抗意識を燃やしていた。やっぱ同じこと考えるんだなぁって思った。
そして、ショーは続き、部屋は徐々に明るくなってきた。最後にクラッカーのパンパンって音が響き、「ハッピーバースデーの曲が流れた。誰か誕生日らしい。この店では誕生日祝ってくれるらしいね。本当に面白いお店だ。誰かの誕生日に来てみたいなぁと思った。
そして、その後数分飲んだり食ったりして終わった。1年生が元気元気。ただもう早々と1年の口調が生意気になっていた。先輩のことを、もう呼び捨てだし、手下のように扱っていた。今の2年生が先輩と対等な関係で話すのは違和感がない。それなりの関係ができてきたからね。しかし1年坊主が生意気な発言するのはやはり許せない。それを認めている先輩もありえない。そこを直さなければね。おそらく無理だと思うけど。
あとジェネレーションギャップを感じた。2つしか変わらないのに元気すぎるしキャピキャピしすぎ。もう俺もおっさんだなぁって感じた。主役は後輩たちにして、俺は裏方として働こうと思えてきた。縁の下の力持ちって感じにね。会計の仕事がそうだったけど、今まで以上にこそっと支援するようにしよっと!