マグニチュードの罠!

天王寺に着き、そこからは歩いて行くことに。外は雨が降っていて、どしゃ降りだった。西口改札から出て、南へ歩いていく。近鉄百貨店を通過し、横には路面電車が走っているんですね。大阪にも路面電車が走っているんですね。阪堺電軌上町線らしい。横目で路面電車を見ながら歩いていた。約10分くらいで阿倍野防災センターに到着した。
到着すると、すぐに受け付けさせられた。話し方はもちろん関西弁。話し方がキツイです。傘持って室内に入ったら、関西弁で注意されてしまったし。傘たてがあるなんて気が付かなかったし。気付きにくいところにあったし。それでも容赦なく注意してきやがった。関西弁でね。関西弁で注意されるのは恐い。気をつけたほうが良いですね。
受付が済むとすぐに案内が開始された。阿倍野防災センターではA〜Dまでの4コースが、Aが最長で100分コース、Dが最短で30分コースとあった。その間にBとCコースがあった。閉館間近だったので、自分たちは最短のDコースを選んだ。Dコースだと4つのアトラクションがあり、バーチャル地震コーナー、火災発生防止コーナー、煙中コーナー、震度7地震体験コーナーの4つを体験してきた。
最初はバーチャル地震コーナー。席に座りシートベルトを締め映像を見た。次に火災発生防止コーナーでは震災後に二次災害が起こらないようにするためにやらないといけないことを体験しました。煙中コーナーでは、煙の中の部屋を正しく避難できているか採点されました。最後に震度7地震体験コーナーでは1995年に発生した阪神大震災、2003年に発生した宮城県沖地震、今後起こるだろうと考えられている南海地震を体験してきました。以上4つを実際に体を使って学びました。神戸にある人と防災未来センターは実際に見て防災を学ぶのに対して、阿倍野防災センターでは体を使って学ぶことができました。遊びながら学べる、しかも様々なアトラクションがありたくさんのことが学べました。体で学ぶところなので、コーナーの詳細はあえて書きませんでした。興味を持たれた方は是非行ってみて体験してみてください。地震の恐さがよくわかりますし、震災後生き残った後、自分自身が二次災害に巻き込まれるかどうかわかりますよ。
でも1つだけ詳細に書かさせてください。それが震度7地震体験コーナーです。阪神大震災震度7を、宮城県沖地震震度6強を、南海地震は震度8を体験しました。それぞれ地震の種類も違います。断層型とか海溝型とか違います。この地震の種類によって揺れ方が全然違いました。縦揺れの阪神大震災震度7でもまだ余裕だった。しかし宮城県沖地震震度6でもめっちゃ恐い。南海なんて話にならない。もう立っているなんて奇跡に近いですね。何かに掴まっていないと無理です。つまりマグニチュードは数が大きいほど揺れが大きいけど、精神的不安の大きさはマグニチュードに比例しないって事ですね。これも体験すればわかります。まぁこれもある種の価値観ですので、人によって違うと思いますが、震度7阪神大震災より震度6宮城県沖の方が恐いでしょう。揺れ時間が長いですし。南海なんて1分揺れるんですからね。これが1番恐かったけどね。誤解してもらいたくないので最後に書いておきますが、体験だからどれが恐いとか比較しています。実際に起きたらどれも恐いと思います。
今回のコースではガギども3人と一緒だった。話し方が悪いし、なめた態度してきやがったし。ムカつきます。案内の人の忠告も聞かないし。案内の人が後で困った様子で話しかけてくれました。あいつらは防災の意識はなく、暇つぶしに遊びにきたなぁと思いました。煙中コーナーでも、意識なく遊び半分でいたからね。説明なんて全く聞いていなかったし。あいつらいなかったらなぁって思っちゃったよ。
最後に修了証をもらっちゃった。写真は修了証だよ。