笑顔でさようなら

昨日と一昨日に書いた彼の告別式に行ってきました。インターネットの記事を見ていると、もしかしてとは思っていたことがありました。それは彼は母子家庭ではないかということです。通夜や告別式に行ってみると、やはり母子家庭だということが分かりました。お父さんがいませんでしたから。しかも彼は長男らしいです。会葬礼状を見てはじめて知りました。お母さんはもう泣き崩れていました。お母さんの気持ちを察することはできます。突然の死ほど気持ちの整理のできないことはないですね。さらに先生によると、彼は亡くなる前日にお母さんと話して大学院に行くと決めたばかりらしいです。そして翌日にゼミの先生と話をしようとしていた矢先のことだったらしいです。話を聞けば聞くほど、亡くなるべきではなかったなぁという思いが強くなります。
告別式にはほとんどのゼミ生が来ていました。みんなで送ってあげました。みんなは泣かないですね。もちろん会場内で親族以外の人で号泣していた人はいましたけど、うちのゼミ生はまったく泣かなかったね。こみ上げるものがあり、涙目になっていた人はいるけどね。典型的な例は俺だ。でも彼の前では泣きませんでした。笑顔で送ってあげてよかったです。来世でより活躍してくれることを祈っています。