アフリカからの手紙は届いたけど…

私の家に一通の手紙が届きました。アフリカからの手紙です。ボランティアサークルの代表からでした。彼女はピースボートと言う国際交流のNGOに参加しているんですね。それで世界一周に行っています。その彼女から手紙が届きました。その手紙が届いているのに気がついたのは私の母で、「彼女ってどんな子なの」みたいなことを執拗に聞かれましたが、完全に無視をし続けました。
そんな彼女の手紙は絵葉書でした。片面にはアフリカのどこの写真家わからないけど、写真がのっていました。そしてもう片方には私の家のあて先のほかにメッセージが書かれていました。じっくりと読まさせてもらいました。ただ慌てて書いていたのでしょうか、かなり字が汚くて読みにくかったので、すごく時間はかかりましたけどね。内容としては近況と言うか現況と言うか、そういうことは書かれておらず、完全に私へのメッセージでした。卒業式に間に合わせようとして送ってくれたようでした。内容も卒業関係のことが多く書かれていましたね。女の子からの手紙が自宅に届くなんてことは今までになかったことだから、非常に嬉しかったですね。
でもあまり喜んでられません。なぜなら2週間前にピースボートでは交通事故があったのです。知らない人もいるだろうと思われるので、このニュースのリンクを貼っておきます。3つ目は動画付きです↓

経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版
http://www.asahi.com/international/update/0208/TKY200802080450.html
http://www.news24.jp/102873.html

このニュースを聞いてから彼女が被害にあっていないか非常に心配で仕方ありません。今回の手紙が届いたことで、彼女は大丈夫だと思いました。でも手紙の最後に書かれていた日にちは無常なものでした。日にちは「2008.2.7」となっていました。でも事故があったのは「2008.2.8」です。奇しくも事故の1日前に送られた手紙なんです。あ〜、この手紙で安心しようとしたのも束の間の話でした。すっごく心配だけど、こっちから連絡はあえてしません。余計な心配をかけたくないという思いや、現実を忘れた旅をしているはずなので、私みたいな実に現実的な生活を送っている人間が連絡するのは彼女に申し訳ないと思い連絡はしていません。もちろん届くかどうかも分かりません。だから彼女が元気に日本に帰って来て、良い知らせを聞くまで分かりません。でも元気に帰ってきてくれることでしょう。私は信じて待っていようと思います。報道の情報から、事故にあっている確率は約20分の1です。その20人の中の1人に入っていないことを願いたいと思います。