牛の角突きの迫力に圧倒

バスは約30分くらい走りました。バスに乗って最初に向かったのは山古志闘牛場です。山古志闘牛場では国の無形指定重要無形民俗文化財となっている牛の角突きを見ました。闘牛をやっているのは本州ではこの地域のみとのことでした。四国や島ではやっているらしいけど、日本の本州ではここだけらしいと教えてもらいました。
闘牛場は駐車場らしい駐車場ではバスを止めず、入口近くの道路で降りることになりました。そこから坂を上ったところに闘牛場はありました。坂を上るとは言えども、それほど距離はなく、ちょっと上れば到着できました。しかし、おばちゃんたちにはそれが厳しいようでした。少し上っただけでヘトヘトになっていました。
闘牛場では牛の角突きを見せてもらいました。闘牛場の前には牛たちがいたけど、大きいですね。牛ってこんなに大きかったかなぁなんて思わさせられるくらいでした。この牛たちが角突きをしていましたね。ときどき牛の角が折れることもあるらしいです。でも山古志の牛の角突きは勝負がつくまでやらないらしいです。引き分けのこともよくあるとのこと。勝負がつくまでやると、牛のダメージも大きいからね。他にも色々あって途中でやめることも多いとの事です。
牛の角突きは、本来の本場所が先週だったけど、今日は特別に見せていただくことができました。本当は3番だけだったけど、1番だけあまり動きがなかったので、もう1番増えて、合計4番見せていただくことができました。お互いの牛のぶつかる鈍い音、牛たちとともに闘牛場の中に入って囃し立てたり、終了時に牛たちを引っ張って終わらせたりする人たちをセコと言いますが、その代表の人からお話をいただきながら観戦していました。牛の角突きは迫力がありました。相撲みたいな感じだけど、非常に楽しい。どっちがどんなワザを仕掛けてくるのか、楽しみにしながら見ていました。ときどき鈍い音はするし、牛が引きずられ、ヒヤヒヤすることもありますが、この迫力に押しつぶされている感じでした。本当に素晴らしい伝統行事だと思います。本場所が見てみたくなりました。