罹災者公営住宅は住みたくなるような建物だった

朝食後、私の部屋ではうちの災害ボランティアの人たちや他の災害ボランティアに人がかたまってお話をしていましたね。おじちゃんおばちゃんたちの話だったので、ついていけれないことが多々ありました。聞いていなかったことも少なからずありました(笑)
話のまっ最中で出発時間になったので、バスに乗り込み出発しました。本日最初は楢木という集落に行きました。この集落からはムーミン谷という景色が見えました。由来は良くわからないけど、気がついたらムーミン谷という名前になっていたとのことです。

この集落には罹災者公営住宅が数件立っており、モデル住宅もありました。後述しますが、竹沢地区にあるモデル住宅では展示場みたいになっていて、中まで見学できるので、楢木地区では簡単に見学して出発しました。
次に震災ダムに向かいました。その途中で下車をしましたが、家が土砂に埋まっていましたね。もう長年の月日が流れていますが、当時のままのような状態で残っていました。1階部分は埋もれていて、そのあたりを草が青々と茂っていましたね。もう住めない状態でした。また震災で被害を受けた部分も垣間見ることができました。屋根はまだ壊れた状態になっていましたね。また、この場所を出発して少し行ったところで震災ダムを見ることができました。震災の被害を現在でも確認することができました。映画「マリと子犬の物語」の現地を通りましたけど、今日はマリはいなかったです。
そして見学としては最後となりますが、竹沢地区に行きました。ココには罹災者公営住宅のモデル展示場があり、中まで見ることができました。3階建てになっていて、1階は車庫などになっていて、実際に生活するのは2階からでした。雪などの対策のために1階は居住空間にはなっていないとのことです。2階からの生活となっているとのことでした。罹災者公営住宅は確かに狭かった。公営住宅だけあるなぁとは思いました。ただ、気のぬくもりを十分感じられる建物でした。木造住宅ですごい住みやすそうな環境でした。罹災者公営住宅ではあるものの、素晴らしい建物だなぁと感じました。ただ、やっぱり狭かったです。家族5人で住むには物足りないなぁとは感じました。