お母さんがいない

今日、仕事で外出して、帰りのバスに乗った時の話です。


外出先の最寄のバス停が南区役所で、そこから基幹1栄行きに乗って帰りました。


途中のバス停で停車したときに、急に車内が騒々しくなったと思いきや、幼稚園児くらいの子どもが一人で乗り込んできました。子どもがお母さんと間違えて違う人について行って乗ったのか、それともお母さんとはぐれて一人になって乗ってしまったのか、原因はよくわかりません。しかも、この子がこのバス停から乗ってきたのか、はたまたこのバス停以前で乗ってきたのかは、私にはわかりません。(おそらく前者だと思われます)


ただ、この件で一番厄介だったのは、バス停近くに両親がいなかったこと。優先席付近に座ったこの子は、急に泣きだしてバスを降り、しかもバス停から走ってどこかへ行こうとしていました。


さすがにこの状況で子ども一人はマズイので、運転士が対応をしていたものの、近くに両親と思われる人がいない。その間も子どもは動き回り、完全にパニック状態。


その状態が続いたことにより、今度はバスが動けなくなり、お客様がパニック状態。時間に余裕のあるお客様はその子の面倒を見ているけど、時間のない人はイライラモードが強くなっていました。


ただ、今回のバスがたまたま基幹バスであり、10分に1本は確実に、しかも夕方帰宅時だったので、本数が多かったので、すぐに後ろからバスがきて、急ぎの人はそちらのバスへ移ることになりました。
(私も夜は予定があるため、後続のバスに移りました)


ちなみに、幼稚園児が乗ってきたバスの運転士は、本部と連絡を取り、2つ後のバス停留所の近くに交番があるので、そこまでバスを運転し、交番で子どもを預けることになったらしいです。運転士にとってはとんだ災難になってしまったことでしょう。



でも、運転士は大変ですね。この後のこのバスのダイヤだけでなく、折り返しのダイヤにも影響してしまいますからね。


さらに、この幼稚園児はその後どうなったのでしょうかね。2つ先のバス停留所まで行ってしまいましたからね。この判断が適切な判断だったのかどうかは私にはわかりませんが…。



家に帰ってこのことを話したら、私も小さなころにあったらしいです。両親がお昼寝をしていたときに、一人だけ先に起きて(正確に言えば寝なかったらしいです)、私一人で近くの電車の線路へ行き電車を見に行っていたらしいです。両親は起きた後探したらしいですけど、最終的には近所の人が連れてきてくれたらしいです。



今回のバスの件も、最初は両親は何しているんだ!!とは思ったものの、子育てって本当に大変なんだなぁとも、改めて感じた事件でした。子どもの目を離すと本当に大変ですね。


ともかく、まず今回の件は無事に両親のもとに早く戻れていればと願う限りです。